FXを始めるにあたって見落としていたこと
こんにちは。さぁです。
今回は、前回の記事に少し触れていた「見落としていた点」についてのお話です。
何を見落としていたか、ということなんですけれど、
単刀直入に申し上げますと、
運用資金が足りない
ということだったんです……笑
あまりに情けなくてお恥ずかしい話です。
これはあくまで私のなかのイメージというお話なんですけれども、
FXというのは、株などと比べると比較的資金が少なくとも参入できるものだと思っておりました。
とはいえ、バイナリーオプションのように1000円から始められるほど甘い世界でないことも認識していました。
で、社会人1年目、学生の頃は貯金せず…という生活を送ってきた私が溶かしても生活に支障は出ない!!という基準で用意したお金は
10万円
でした。
資金の用意もできた!と意気込み、さっそく本とか読み始めちゃったりなんだりしちゃってはりきっていたわけなんですけれども、
「本選びを間違えた」ZAiの本には「10~20万という少額で始めるのは危ない!」なーんて書いてありまして…。
正直、ええ!20万でも少ないの!?なんて最初は思っちゃいましたけど、確かに、あまりに幅が少なすぎるんですよね。
要するに制約を受けた状態でトレードをすることになるんです。
資金に余裕がないばかりか、結果それが心の余裕をなくす要因にもなってしまうそうです。
なるほど。納得しかないですね。笑
そういった制約、という面でもそうですし、こういうときの運用資金って2%~5%って言われているくらいですから、私の10万円の予算ですと5000円程度しか運用するべきではないんですよね。
FXの最大の特徴とも言えるレバレッジというのもありますが、それを加味したとしても10万円ではあまりに心もとないんです。
と、言うことで本当におバカなことをしてしまいまして
さっそく壁にぶちあたったところでございます。
何はともあれとりあえず勉強、と思って本を読み進めつつ、何か答えが落ちていないか探したりもしました。
結局行きついた答えは
やっぱり勉強
ってところしかありません。。笑
前回の記事↓の最後で馬鹿トレを読んでみます~ってことをお話していたかと思います。
その馬鹿トレの中に
「今すぐエントリーしたい」
という気持ちで早まるなということが書いてありました。
これはどういうことかと言いますと、
本に書いてあった知識を使って「今すぐエントリーしたい!」と思って実践に移すと
「利益が出たからすぐに利確したい」「回復するまで待とう」などと考えてしまって十分に利益が取れるところを取り切れなかったり、挽回できる損切ラインを超えてしまって負け越したり…と勢い任せで損することになってしまうんです。
でも実際それって人間の本能的に仕方のないことらしいです。
理性なんて全体のたった3%であとの97%は本能なんだそうです。
ですから、本能に抗って理性だけでトレードをしようっていうのが無理な話ということになります。
ましてや自分のお金を使っているわけですからね!冷静ではいられません…笑
そんな本能に打ち勝つ方法って!?
って話になってくるかと思うんですが、どうやら打ち勝つ必要はないようです。
打ち勝つというより打ち解ける、というのが正解だと思います。
本能とはどういうものなのかということを理解することで、本能的に「早く利確したい!」「まだ損切りせずとも大丈夫」という気持ちでトレードしてしまうことを防ぐんです。
ではそうするためにはどうすればいいか、
それは習慣づけることです。
でも急に習慣づけようとして変化をもたらすとそれはそれで脳が嫌がります。
(「人は簡単に変われない」の理論と同じなんだそうですよ)
なので、少しずつ慣れさせていくのです。
何に慣れるのか?それは「エントリーする前にあらかじめ利確・損切・ポイントを決めること」です。
このポイントを把握しておけば最大限の利益を確保でき、最低限の損で済むのです。
これが利大損小の考え方です。
そして、あらかじめ決めていた通りにエントリーできたか、できなかったか、というのを記録として残す。この記録を取るまでが習慣づけるべきポイントなんです。
さらにこの記録を分析した結果等を日記として残すことで同じ失敗を繰り返さないように対策が立てられるのです。
結局、馬鹿トレの著者が何を言いたかったのかということなんですが、
「焦らずにトレードするための方法を教えてあげるから勢い任せでエントリーしないで」
というところでしょうか。
なんというか、資金が少なくて立ち止まってしまったからこそ、この重要なポイントに気づけたのかもしれません。
もし十分に資金がある身なら馬鹿トレで紹介されている手法を使ってさっそく始めていたと思います。
資金が少ないから資金を集める間に何しよう…!?と迷っていたので、
「焦るな。習慣づけろ」というのはかなり心強いですね。
デモトレードで相場に慣れつつ、馬鹿トレの著者が言っていた予めポイントを決めるというのを実践してみようと思います。
ということで本だけではなく実際に相場見ながらやってみる。と、やはり勉強一択であることには変わりないのでこのままのスタンスでまいりたいと思います。
今後も自分なりに学んだこと、得た知識をここにつらつらと書き綴っていくつもりです。先述した通り自分の実践結果の分析というのは重要であるそうなので、そういったことも書いていけたらと思います。
もし何か気になる点などありましたらどんどんご指摘ください。
今日の話に出てきた馬鹿トレについてですが、お話したこと以外にも、ポイントの決め方や馬鹿トレの著者がおすすめする手法なども紹介されていますのでよかったら読んでみてくださいね。170ページちょっとくらいなのでさくっと読めると思います!
それでは、また!